この人とブロともになる
このブログをリンクに追加する
透き通るような青空と秋風が心地よい季節になりました。9月に入り急に涼しくなったせいか、少しずつ木々が色づき始めたものもあります。秋も深まりつつあります。そんな季節にぴったりのオーダーメイドのリースをご紹介をします。和田村という美しく自然豊な峠にオープンした、「築屋」さんというお豆腐屋さんにプレゼントするリースです。水車の回る山小屋風の建物なので、そのイメージに合わせてとのご注文でした。店舗に飾る場合は、できるだけ長く飾っていただけるように、変色しやすいものや、湿気に弱いものは避けてお作りしています。今回は、プリザーブド加工された渋めのグリーンの葉に、色々な木の実を入れて、和風スタイルのリースをお作りしました。ここの築屋さんのお豆腐は、厳選された大豆を使って石臼で時間をかけて丁寧に挽いているので、大豆の栄養分を壊さず、風味、旨み、甘みを生かして作っています。軽井沢の有名店にもファンが多く、私も何度か頂いたことがありますが、昔ながらの大豆の味がして、本当に美味しいお豆腐です。和田峠の料金所の手前、「黒曜水の湧き出る水汲み場の所」にございます。私も紅葉の美しい時期に、是非伺いたいと思います。
築屋 長野県小県郡長和町男女倉5309-344 0268-88-0075
9月も半ばを過ぎ、ガーデンも秋の風景に変わってきました。ススキの穂が出て、秋明菊や孔雀草、野菊などが咲き水無月や木々が少しずつ色付き始めました。ガーデンの樹木の中で一番早く色付くのがナツハゼです。ツツジ科の落葉低木ですが、夏頃からハゼのように赤く紅葉するのでナツハゼの名前が付いたそうです。春の新芽も赤みを帯びていますが、日当たりの良い場所で生育されたものは夏の終わりの頃から真っ赤に紅葉してきます。葉がグリーンから赤く色付くグラデーションもとても美しいのですが、同時に果実も緑から赤褐色、黒に熟し、色の移り変わりが楽しめる風情のある樹木です。この果実は和製ブルーベリーともいわれ、酸味がありジャムや果実酒などにも利用できます。いつもジャムにするほど沢山の実は収穫できないので、いつまでも眺めていたくてそのままにしていると、野鳥達が食べにやってきますが、今年は少しだけ果実酒でも作ってみようかなと思っています。ちょっとおしゃれなビンに入れて、透明からルビー色に変わる色の移り変わりを、今度はビンの中で楽しみたいと思います。